日本酒で日本一周 Vol.12

新潟県「天神囃子」
〜雪国が育む、米の旨みを楽しむ地酒〜
今回ご紹介するのは、新潟県十日町市の酒蔵、魚沼酒造が醸す「天神囃子(てんじんばやし)」です!
新潟県といえば、すっきりとした淡麗辛口の日本酒をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、天神囃子はひと味違います。
魚沼酒造がこだわるのは、米の旨みをしっかりと感じられる「旨口」の味わい。豪雪地帯・十日町の自然と、酒造りに向き合う蔵人たちの技術から生まれる一本です。
祝いの席を彩る「天神囃子」
「天神囃子」という名前は、新潟県の妻有(つまり)地方で古くから歌い継がれてきた祝い唄に由来します。
もともとは稲作の豊作を願う神事の唄とされ、田植えや建前など、地域のさまざまな場面で親しまれてきました。
そんな地域の文化を受け継ぐ天神囃子は、祝い酒としても愛されているお酒。地元の風土や人々の暮らしと深く結びついた銘柄です。
雪国の酒蔵、魚沼酒造
魚沼酒造は1873年創業。新潟県十日町市の山際に位置する酒蔵です。
仕込みには信濃川の伏流水を使用し、新潟県産の酒米を中心に酒造りを行っています。雪深い土地ならではの寒さを生かしながら、米の個性を引き出す酒造りに取り組んでいます。
新潟の日本酒らしい飲みやすさを持ちながら、米の旨みを大切にしているところが、天神囃子の魅力です。
天神囃子の味わい
天神囃子は、銘柄全体として米の旨みを大切にした「旨口」が特徴です。すっきりした飲み口だけでなく、お米由来のふくらみや、飲んだあとの余韻も楽しめます。
なかでも、代表的な商品のひとつである「特別純米酒 天神囃子」は、地元・十日町産の酒米「五百万石」を使用し、精米歩合55%で仕込まれています。米の旨みを感じさせながら、後味は軽やか。
食事と一緒に楽しみやすい一本です。
※天神囃子には普通酒から大吟醸までさまざまな種類があり、香りや味わい、精米歩合は商品によって異なります。
おすすめの飲み方
天神囃子は商品によっておすすめの温度が異なりますが、まずは次の飲み方で試してみるのがおすすめです。
冷酒:すっきりした飲み口を楽しみたいときに。
常温:お米の旨みや味わいの広がりを感じたいときに。
ぬる燗:温めることで変化する香りや旨みを楽しみたいときに。
特に普通酒は、冷やして飲む場合と常温で飲む場合で印象が変わることも。ぜひ温度を変えながら、自分好みの飲み方を探してみてください。
こんな方におすすめ!
米の旨みをしっかり感じられる日本酒が好きな方
淡麗辛口とはひと味違う、新潟の地酒を試したい方
食事と一緒に楽しめる日本酒を探している方
地域の文化や酒蔵の歴史にも興味がある方
まとめ
今回ご紹介したのは、新潟県十日町市の魚沼酒造が造る「天神囃子」。
祝い唄に由来する名前を持ち、雪国の自然と地域の文化に育まれてきた日本酒です。米の旨みを大切にした味わいは、いつもの晩酌にも、ゆっくり食事を楽しむ時間にもぴったり。
新潟の日本酒といえば淡麗辛口、というイメージをお持ちの方も、ぜひ一度「旨口」の天神囃子を味わってみてください!
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